アイ・オー・データ機器からBluetooth機能非搭載カーナビヘBluetooth機能を搭載するBluetoothユニット!(NVBTH-CGH)が発売されたようだ。
くろねこはフィットのインターナビとauのW54T間をホンダ純正通信カーナビ用au 1xWIN接続アダプタ「NVCDMA-1XW」という接続アダプタで接続しているが、携帯電話周りが結構かさばるので何とかしたいと思っている。かさばるのはなぜかというと、通常であればインターナビとケータイ間はケーブル一本で済む。しかし、純正の状態では1xWINに対応していないため上記の接続ユニットが必要となる。接続ケーブルが太くて堅さがあるため取り回しかしづらいことに加えて、接続ユニットの電源はシガーライターソケットから取ることになっているためにその結線もしないといけない。これが結構はずれやすい。なので置く場所が限られる。さらには純正ではケータイに充電が出来ないのであるが、充電するために「KDDI純正DCアダプタCDMA 1xWIN DCアダプタ」が必要。
しかし、接続アダプタがシガーライターソケットを占有しているため、アクセサリーソケット分配機(シガーライターソケットの分配機)が必要となる。ケータイ1つだったところに、接続アダプタと分配機で結構かさばる上にコードも2本増えてかなりぐちゃぐちゃ。
まとめると、機器は...
ケーブルは...
結構増えたな...(太字部分が増えた)
この状態を解決するための画期的なアイテムに写ったのが、ブルートゥース接続ユニット(NVBTH-CGH)なのであるが、どうやらフィットは対象外らしい。対応車種はエディックス/エリシオン/オデッセイのみとのこと。
フィットで使用できる接続ユニットはただいま開発中で、年内に開発が完了する予定らしいのであるが...
どんなものが出来るのか予想するか/め、ブルートゥース接続ユニット(NVBTH-CGH)を見てみると、このユニットはPDC方式のTELコードで接続するらしい。このため、PDC方式の通信違度9,600bpsに制限されるらしい(データ通信違度回線交換9600bps※1(DOPaバケット通信28.8Kbps非対応))。インターナビ自体はau電話との接続した際には、パケット通信可能で144kbpsの通信違度が出せるのであるから、わざわざ、PDC用のTELコードを使う必要はないのだ。たぶんPDC用のTELコードが標準添付でau用の「ハンズフリーTELコードau用」はオプションだからなのだろうが、わざわざ遅いコードを使う必要は無いんじゃないだろうか?
ここまで書いて、あることに気づいた。
回線交換方式と言うことは音声通信なのでau電話でも通信費が無料通信分に入るのかな?パケットだとEZフラットにも入らないので完全従量課金なのでこれはひょっとしてお得なんじゃ?
インターナビの一回の通信パケットサイズは以前サポートにお開きして、状況によって変化するがワーストケースで144kB程度だったと記憶している。
ケータイーカーナビ間が9,600bpsで実効70%で計算すると下記のようになる。
144kB=144×1024×8bit=1,179,648bit
1,179,648bit÷(9,600bps×0.7)≒175.5秒≒3分
3分待てるかどうかは、微妙だな...
渋滞の時にカーナビで迂回路を探すときなどのケースを考えると、渋滞でデータも多いだろうから時間もかかるだろうし、3分なんて待てない。
ちなみに、au電話ケーブルだったらどうなるんだろう。計算してみよう
1,179,648bit÷(144×1000×0.7)≒11秒
やはり、桁が違うな。実際には回線交換もつなぐ、切るなどの動作があるためもうちょっと長くなるのだが(auで体感30秒くらい)、街乗り3分はきついだろ?遠出なら許せるかもだけど
※1:カーナビのPDC用ケーブルを使うことにより、本製品とカーナビ間の通信違度がPDC(mova)と同等になるため、FOMA端末に表示される通信違度とは異なります。
□商品情報のページ
http://www.iodata.jp/prod/mobile/keitai/2007/nvbth/index.htm
コメント (0件)