au 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 「REGZA Phone IS04」レビュー

au 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 「REGZA Phone IS04」を買ってみました♪

2/10にauから発売致しました富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製携帯端末「REGZA Phone IS04」のレビューをしたいと思います。

「IS04」はAndroid 2.1 update1を搭載したスマートフォンになり、1GHz の Snapdragon のスナップドラゴン搭載らしい。この1GHzのスナップドラゴン、T-01Aの頃にはすごかったのだけど、今となっては普通。むしろ進化しないCPUにちょっといらだちを覚える今日この頃であります。(海外ではデュアルコアも発売されているとか?)
実用上問題がないスピードであればそれでも良いのですが、1GHz程度では遅すぎて困ると言うのが実情ですね。PC向けサイトの閲覧時やアンチウィルスソフトを導入するともっさりしています。

液晶は約4インチ、854×480ドット(FWVGA)のTFT液晶を搭載している。まあ、これはこんなものだと思います。これ以上大きくてもTabになっちゃいますし…。正直この大きさでも親指でタップするときに指を伸ばすと手のひらでキーを押してしまったりと液晶が大きくなると本体サイズが大きくなって正直片手で使いやすいサイズを超えてしまいます。

また「REGZA」の技術をしようした「モバイルレグザエンジン3.0」搭載しているので鮮明な画質がと言うのが売りのようですけど、元々レグザ自体液晶テレビとしては他社より数世代遅れていると言われていますし、どうなんでしょうね。

操作面では「ATOK」が搭載しています。GALAXY Tabで使っているのはトライアル版でしたが、こちらは正式版が最初から導入されています。出来ればqwertyキーボードの方でも「戻る」ボタンがほしいです。
タップの感度の問題か選択ミスや、ドラッグしようとするとタップになることが結構多いものですから。

まあ、いろいろ使いやすいところ不便なところのあるスマホですが、ISシリーズ一番の売りはSkype音声通話が普通の電話のように出来ると言うことかと。
実験で知り合いに発信してもらったら本当に普通の電話のように操作できました。
ただ、スカイプをPCやTabにも入れているのですが、取ってない端末では不在着信になるのを何とかしてほしいですね。

最後にGALAXY Tabと同様のアプリを導入していましたが、昨今のandroidをターゲットにしたウィルスの出現によりAVG Free - Antivirusを導入することになりました。
セキュリティソフトはどこかの有料ソフトを入れたかったのですが、まだまだ選択肢は限られているようです。ただ、これを入れるとやはりその分遅くなって体感できる場面がしばしばありますね。
CPUの速度改善と電池の持ちはケータイモバイル機器の永遠の課題かもしれません。

もう少しCPUについて詳しく書くと
IS04に搭載されているスナップドラゴンはQSD8650と呼ばれるもので、2008Q4に発売で第1世代のCPU。今が2011Q1なので2年以上が経過していることになる。同じスナップドラゴンでもIS05に搭載予定のものはMSM8655と呼ばれ、2010年Q4に発売されたもので第2世代CPUになる。
すでに第3世代まで発売されていて、第1世代が65nmで製造されているが第2世代は45nmで製造されている。CPUは製造プロセスが微細なほど消費電力が低くなるから、同じ処理速度であることから電池の持ちがよいことが期待できる。
なぜ東芝は2年以上前の古いCPUしか搭載しなかったのだろうか?ということが悔やまれるのである。

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