05/29 MoE on Win7

Windows7RCの環境に移行して2日目。意外に問題は少ない。問題はないわけではないが、工夫次第で何とかなっている感じである。

MoEをインストールしてから、不正終了したのは1回。XPの時にもたまにあったからこれはWindows7の環境だからというには時期尚早。

Windows7の環境に移行して発生していた問題点と現時点での回避方法をまとめてみた。

Master of Epic Windows7の環境での問題点と対策
問題点 対策
1 アップデーターがパッチをダウンロードできない 互換モードでこのプログラムを実行させる(WindowsXP sp3互換) or 管理者権限で実行
2 スクリーンショットが保存されない シンボリックリンクを作成する
3 マウスドライバがMoEにキー送信できない №1で互換モードで実行させた弊害。

以前にも書いたが、C:\にインストールせず、C:\Program Files以下にインストールしたからか、パッチをダウンロードできなかった。この問題は互換モードで実行させることによって回避可能であったが、バーチャライゼーション・テクノロジーもしくはAMD Virtualization(AMD-V)で動作させていることもあり、マウスのボタンに割り当てたキーがうまく動作しない弊害が生まれた。この問題は互換モードを辞めると解決するのだが、今度はまたパッチがダウンロードできなくなるだろうと予想。ただ、フォルダにReadOnly属性がついていたようなのでこれを外してみた。また、パッチがダウンロードできないかどうかは次回パッチ提供日にならないと検証のしようがない。

2)screenshotが保存されないと言う問題に対しては下記の方法で回避できた。
MoEをインストールしたフォルダにscreenshotと言うフォルダが出来るがこれを削除して、新たに別のフォルダへのシンボリックリンクを作成する。
通常であれば、インストールフォルダ\screenshotに保存されるスクリーンショットが、シンボリックリンクよってスルーされリンク先に保存されるので書き込みの問題が回避できたようだ。他にも回避方法があるかもしれないが、くろねこの場合にはスクリーンショットはバックアップをユーザーデータとして取りたいので(システムのフォルダにドキュメントなどのデータを持ちたくないので)この対応とした。
Windows7ではVistaと同様に

mklink /D screenshot [リンク先]

とすることで作成できた。

このほか、フォントをWindows7に無いものを選んでいると、勝手に変更されてしまう問題もあるが軽微だろう。というか変換されず表示されない方が困る。

3)の問題については管理者権限で動作するアプリに対するキーボード操作で解決できたのであわせて書いておく。

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