しかし、これは嘘です。この情報を知らなければ列車の運行管理などできないはずです。列車がどこにいるのかを正確に把握していないと列車の運行管理はできませんからこれはできているとして、次に列車のダイヤも運行前にできているのでこれもわかっているはずです。と言うことは何分遅れているか正確に割り出せない時間は列車が止まっているときだけになります。
最初に事故で止まって動かないときは事故の現場検証などがあるので、そのかかる時間によっては正確に割り出すことは難しいでしょう。でも目安は出せると思います。また、その状況も電光掲示板に表示できるはずです。
では、乗り降りの最中の停車はどうでしょうか?特急や始発でもない限り止まっている時間はたかだか1~2分ぐらいです。と言うことは誤差は1~2分以内に収束できると考えられます。
もし、運行管理がきちんとできていなくて遅れがわからないとすれば、それは殺人システムになります。
いつ事故が起こってもおかしくありません。
電話担当に、何分遅れているか把握できないと言われたので、「じゃあ、殺人システムを作っているのか」と問い合わせたところ「そうではありませんが、わかりません。」と言われました。
やろうと思えば、電光掲示板も音声案内も係員もWEBの情報も最新の情報を入手できるはずです。
それをしないから、一番正確な遅れの情報を持っているのは係員と言うことになります。
(実は係員もわからないときがあって、そういうときは信号機を確認してました。とほほ...)
遅れの原因には、JR要因のほか天災や他者要因もありますが、顧客のことを考えるシステム作りをしていればこの程度のことはすぐにわかるはずです。
わからないと言うことは、顧客の利便性よりも自社の利益を優先していると言うことです。
しかし、ある意味競争相手がなく利便性を下げても顧客が離れられない路線では、正しい判断なのかもしれません。
顧客が苦情を言おうとも困るのは対応する末端社員だけで、経営陣には何の痛みもありませんし、対応すればそれだけの費用がかかるので利益が減りますから...料金を値上げするだけです。もしくは何らかの理由付けで税金投入か、不採算路線の切り捨てでしょう。
我々には耐える道しか無いのでしょうか?
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