05/14 腐敗と錆
- 2010年5月14日(金) 20:29 JST
- 投稿者:くろねこ
息子が食べ物に対して錆びるという表現を使用していた。それを聞いた嫁が「食べ物は錆びるじゃなくて、腐る」と訂正しているのを聞いた。そして、私はその訂正に対して違和感を覚えた。
- 錆びるも腐るも根本は同じ、酸化現象…
- 腐るは本当に食物だけに適用されるのか…
食べ物ではないもの、たとえばそうだ…
大根の葉あれは食べ物ではない、しかし腐ると表現する…。
同様に、樹木もしかりだ。
だとするならば、無機物の酸化現象は錆びる、有機物の酸化現象は腐るで良いのか。
で、一旦考えがまとまった。
しかし、ブログを書きながら、また違和感を覚えた。
- 錆びるという言葉は金属にのみ使用するのではないのか?
- 酸化現象と言えば燃焼も酸化現象である…
- 人間の能力が落ちることも錆びるという…
まあ、最後のは置いておいたとしても、錆びる/腐る/燃える を明確に使い分けるにはどうすればいいのか?
難問であった…。
雰囲気的には、
- 金属の酸化現象…錆びる
- 有機物の穏やかな酸化現象…腐る
- 有機物の激しい酸化現象…燃える
で良いのだろうか?
追記
Wikipedia で調べてみた。
- 錆(さび、銹、?とも。英語:rust)とは、鉄や鉄合金の腐食生成物のうち、水に不溶であるもののことである。
- 腐敗(ふはい)とは腐敗細菌、真菌、酵母など微生物によって、生物由来の有機物、特にタンパク質などの窒素を含んだ有機物が分解されること。
- 燃焼(ねんしょう、英語:combustion)とは、発熱を伴う激しい物質の化学反応のこと。
んー、いろいろ間違っていたんだな…。
コメント (1件)
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- https://www.blackcat.xyz/article.php/100514_decay_or_rust