[Delphi] アプリケーションタスクをタスクバーに表示させない
- 2003年1月13日(月) 22:47 JST
- 投稿者:くろねこ
アプリケーションを切り替えるために使用するタスクバー。そこには起動中のアプリケーションが表示されています。
しかし、タスクトレイに表示するアプリケーションを作成した場合など何らかの理由で、タスクバーに表示させたくない場合もあるでしょう。
今回はそんなときに使える 「タスクバーにタスク表示させない」 方法です。
この方法は、アプリケーションのウィンドウ設定を変更します。
- アプリケーションのウィンドウを非表示に(元々見えていません)する。
- アプリケーションウィンドウの拡張設定の WS_EX_TOOLWINDOW というフラグをたてる。
この方法はプロジェクトのソースに対し修正を行います。
- デルファイの開発環境でプロジェクトマネージャを表示します。
- 次にプロジェクトを選択、右クリックポップアップメニューを表示します。
- ソースの表示をクリックすると表示されます。
実際のコードは以下のようになります。(斜体部分のみ入力します。)
program Project1;
uses
Windows,
Forms,
Unit1 in 'Unit1.pas' {Form1};
{$R *.res}
begin
Application.Initialize;
Application.CreateForm(TForm1, Form1);
ShowWindow(Application.Handle, SW_HIDE);
SetWindowLong(Application.Handle, GWL_EXSTYLE,
GetWindowLong(Application.Handle, GWL_EXSTYLE) or WS_EX_TOOLWINDOW);
Application.Run;
end.
コメント (0件)
- くろねこ研究所
- https://www.blackcat.xyz/article.php/ProgramingFAQ_del0045