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 2024年5月 5日(日) 09:19 JST

経済大国に ODA は必要か?

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9/11 に総選挙が行われる。

ということで、くろねこの選挙に対する批評でも書こうかと途中迄用意したが、風邪でダウンしてとりあえずやめにした。
また、時間があれば書くとしよう。

ところで掲題の件だが、経済大国が発展途上国に対して ODA が必要かと言うことを議論したい訳ではなく、逆で経済大国に対し ODAは必要か?ということである。
というのは、世界でも有数の規模を誇る中国に対し、有償・無償・その他技術協力を合わせて約3兆円ほど ODA を行っている事実がある。この内容については、「日本のODAプロジェクト」を参照されたい。
中国は近年大きく経済発展を遂げており、G8 には参加していないが、国連の常任理事国にも入っているし、日本で出回っている品物の多くが中国製になってきている事実もある。(百均ショップなどほとんどが中国製。)また、2002年の資料とちょっと古いが中国のGDPが日本のそれを追い越す日というような見解もある。
このような、国に対して ODA を行うよりも、
  • もっと貧しい国に対して ODA を行う方が効果的ではないか?
  • 時刻の借金を返す方が先ではないか?
    日本も平成17年度末で774兆円ほど借金を抱えている(借金時計とは参照)
  • このまま ODA を続けるしにても、領土問題の解決とセットにすべきではないか?
など考えるとべき所は多い。
領土問題にしても、北方領土ほど尖閣諸島や竹島は取りざたされることが少ないように感じる。

日本政府としては、“隣国どうし仲良くやっていきましょうよ”というスタンスなのだが、世界の嫌われ者“中朝韓”(どうやら嫌われ者らしい、gooとかで検索してみて!)を相手にそれがどこまで通じるのだろうか?「中国のGDPが日本のそれを追い越す日」が現実になったとき、中国からの ODA はあり得ない。再び中国を追い抜くためには、日本自身の成長が必要なだけである。 昔何かで聞いたのだが、有事が発生したとき「米国の守るべき地図に日本はない」というのがある。
どこの国も、我が身が優先なのだ。当然のことだと思うが、日本は第9条を遵守するのであれば、近隣諸国に日本を守った方が自国に対して利益がある。と常日頃から感じてもらうことが、有事の際に日本を守る唯一の方法ではないかと思う。
経済大国に対し、ODA を行っても相手は大して有意義だとは受け取ってはくれないだろう。特に武力により他国を支配しようとしている中国(中国は台湾独立に対して武力で威嚇している)に対してはなおさらだと言える。ODA はもっと喜んでもらえる貧しい国に対して行うべきだろう。

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