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 2024年4月28日(日) 03:44 JST

無責任な人たち

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米国産牛肉輸入再禁止に伴って、いろいろな個人・法人の意見がWEB上に上げられているが、客観的に見て明らかに無責任じゃない?と思う記事が合ったのでご紹介。

まず、1月21日付・読売社説(2) : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)から
輸入禁止のニュースを最初に見たのがこのページ、こう書かれていた。
国際的には、月齢30か月以上の牛を検査対象とすることが大勢だ。日本もこの基準を採用することが妥当だろう。危険部位が確実に除去されていれば、何の問題もない。 何を根拠に国際的に採用されている基準が、安全上問題ないといえるのだろうか?多少の安全上の問題を無視して利益を追求する企業・国は多々ある。国際的に一般的であっても鵜呑みにせず、自国で安全性と利益を天秤に掛け自身で自国のルールを決めていくことが、独立国なのだと思う。でなければ、国際基準を国連で決めてそれに従えば良いと言うことになってしまう。
また、「危険部位が確実に除去されていれば」と言う前提だが、少なくとも米国ではその基準は守られていなかったし、今後守られるという保証もない。また他国がこの基準を守り続けるという保証もない。
やはり、再輸入禁止は当然であろう。時期尚早であったのだ。
次に、牛肉不信 やっぱり 米国産輸入再禁止 「厳しい措置 当然」 牛丼派はガッカリ : ニュース : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)から
横川会長は「輸入再開まで2年も耐えてきた人たちには大変な打撃だ。危険部位が混入していたからといって、すぐに危険というわけではない。政府は、大人の判断で問題に対処してほしい」と話した。 大人の判断って何なんでしょうね。外食業界の利益を生むように安全性の低い食品を消費者に提供できるようにと言うことでしょうか?別に牛肉は米国産以外でも確保できるし、いつか米国産が輸入できると待っているから他のルートの確保ができないのではないでしょうか?全ての食品が安全性で100%満足できるものだとは思いませんが、BSEのようにかかった時の対処方法が確立されていない病気への安全性はできる限り高い方が良いと思います。
米国産牛肉の危険部位を食べてかかる病気が風邪程度であるなら、再輸入禁止は行き過ぎだと思いますけどね。
事前設定になかったと言われる、再輸入禁止という強力な対処を選択した小泉君は、少なくとも横川よりは世論を理解していると思います。
もしどうしても横川が牛肉を輸入販売したいと言うのなら、BSE発症時の責任を疑わしき場合も含めて、厚く保証すると言うのであれば考える価値はありますが。
まあ、彼にはそれほどの力量も信望も無いでしょう。
まあ、牛丼は早く食べたいですけどね。

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