今日、アニメソングのテレビ番組「<カスペ!>アニメソングカウントダウン2006」を見ました。
その中で、初めてアンパンマンのマーチを歌ってる人(ドリーミング)を見ました。
格好のせいか、思ったより若く見えました。
そんな、アンパンマンのマーチ ですが、前半部分はとても元気が出てくる良い歌だと思います。
しかし、後半部分に日頃気になっている部分があります。
まず、下記のサイトを訪れてアンパンマンのマーチを聴いていただきたい。
http://www.anpanmanshop.co.jp/flash-test/pyramid.html
この歌によると、アンパンマンは、愛と勇気だけが友達だそうです。
カレーパンマンは?食パンマンは?友達じゃなかったらしいです。
たしか、「それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙」で、氷の女王が食パンマンを氷付けにしたときに、アンパンマンはこう叫んだはずです。「よくも僕の友達を...ゆるさないぞ!」と。
実は、これは氷の女王をやっつけるための口実でしかなかったのです...
ゆるすまじ、アンパンマン。
さらにアンパンマンの日頃の行動とつきあわせて考えると、おかしな部分がでてきます。
それは、「やさしい 君は」と、アンパンマンが優しいと表現されている部分です。
これには疑問を感じずには居れません。
どうしてかと言いますと、確かにアンパンマンはアンパンマンのばいきんマン以外の周囲にいる者、アンパンマンを頼りにしてくる者にとって寛大で優しいように描かれています。
しかし、そのものたちに優しくあろうとするが故に全員に対して、優しくすることはできないわけです。
以前にも書いたが、「キラキラ星の涙」では、アンパンマンはナンダ・ナンダ姫の為に宝石を探し、姫に渡そうと努力します。
この困った者を助けるという精神は、非常に優しいといえるでしょう。しかし、探し求める宝石はただ落ちているわけではなく、すでに占有者がいるわけです。それをアンパンマンは有無を言わさず殺害・強奪します。しかも、その求めていた物はほとんどの場合、単なる勘違いだったわけです。この物語の一例では、氷の女王は勘違いで殺害されたわけです。かなり無念だったでしょう。
アンパンマン、君の優しさは米国の正義と似ているように思う...
自分の身内、賛同者に対しては優しいが、自分の前に立ちはだかるものは容赦なく叩きつぶす。
自分が正義であり、自分以外は悪である。
それは、米国が世界の警察を気取ってはいるが、内には自国の利益の保護が見え隠れするのと似ている。
と言うわけで、そう簡単にみんなの夢を守るためという理由で、あちこちに行ってもらっては世界の不利益になる訳なのでやめていただきたい。
#アンパンマン、別の歌で顔が変われば元気百倍と言っています。
#と言うことはアンパンマン、顔が変わる前はいつも元気は 1/100 だったのです...
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