くろねこが携帯電話になぜ HDD が搭載なのか、考えるきっかけとなった記事がある。
それは PC Watch の■元麻布春男の週刊PCホットライン■ と言う連載の 2月3日分の記事になるのだが、、2.5インチ以下が優劣を決めるHDD業界というタイトルが付いている。
その記事の中では、Seagate と富士通の例をあげ PC 分野では 2.5インチが成長分野であり、そしてこれからはデスクトップは 2.5インチ、ノート PC は 1.8インチが主流になると書かれている。
また、気になることに、1インチHDDで Mactor が失敗し損失を計上していると書かれている。この理由として、下記のように書かれている。
AppleがiPod miniを止め、NAND型フラッシュメモリを採用したiPod nanoに切り替えたので、市場の見通しがつかないさらに、この内容は日立の決算にも見て取れるという。
では、東芝はどうなのか?と言うことを考えてみる。1インチHDDの市場の見通しがつかないと言うことは、別に一社に限ったことではないであろう。(東芝が一社で市場を独占しているというなら別だが...)
ということは、東芝もかなりの影響を受けているはずである。
東芝の同クラスの製品在庫は山積み、ラインは遊んでいるかもしれない。では、このような状況になったらどういう解決策を見いだすか?それは、新しい市場を作り出すことである。幸い東芝は携帯電話を制作していた。携帯電話のメモリは年々増加の一途をたどり、データフォルダもさることながら、外部記憶メモリのミニSDカードは 256MB に対応、512MB も非公式ながら使えたりする。着うたフルも好調なようなので、HDD の大容量を生かすにはもってこいの市場である。音楽携帯として売り出すのであれば、さながら東芝のiPod miniである。HDD が余ってなければ フラッシュメモリで大容量もよかったが、フラッシュメモリは好評で社外に売れるし HDD は不調で余ってるし、さらには HDD の方が高速で大容量が可能となれば、多少の厚みなど無視して押し切るであろう。
これが、くろねこの考える W41T HDD 搭載携帯の誕生の裏話である。(実際の所は全く知りません。)
しかし、昨日 W41T を予約して帰ってきたのだが、W41T って au IDカードも、PCサイトビューアも対応してないんですね...
この二つは WIN の高機能タイプ機種なら必須機能だと思うのは、くろねこだけでしょうか?
ShimoKen Works:煮え切らないau W41Tの仕様の記事によると、HDDを搭載した理由は単にマーケティング目的と考えられているようです。「最初は期待していたが、仕様を見てがっかりしたのは言うまでもない。」と書かれていますが、やはりみんな仕様を見て多かれ少なかれがっかりされているのがわかりました。くろねこは買ってみてさらにがっくりしましたが...
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