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 2024年4月25日(木) 09:08 JST

ダビング10でいいのか?

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この二日間、下記の関連記事を読み進めた。以前から記事を見ていた限りでは、これからの放送はEPNの方向なので大丈夫だなって思っていたのだが、いつの間にか違う方向に進んでいるようだ。

これを読んでいると、今議論されている「ダビング10」だと不便だなと思った。
ひとつには、「より大容量のメディアが出た際にまとめ直す」と言うことが出来ない。もう一つには、オリジナルを紛失もしくは遺失した際に、「そのコピーからコピーが作れない」ということ。

これがどのように不便かというと、まず自分のPCで録画する。次にその動画をNASなどの外部記憶媒体にムーブしたつもりでコピーする。確認せずに自分のPCからオリジナルを消す。するとNASに残るのはノーモアコピーの動画だけだ。

これは、PC上での操作方法がどのようになるかにも夜と思うのだが、通常のファイルコピーで操作するできるとすると、上記のような操作を行ってしまう可能性は高い。ファイルコピー中にいつの間にかファイルのコピーではなく動画のコピーとして処理され、コピーワンスのフラグからノーモアコピーのフラグに書き換わってるとかだと、コピーできているか中身を再生して確認してもわからないだろう。プロパティに表示されるようになるのだろうか?
表面上のファイルだけはコピーされるような動きだと、再生できない動画が出来たりすることもあるのだろうか?この辺の動きはどのように処理されるのだろうか。疑問である。

「コピー10」、7つ問題点を参照していて気づいたのだが、分割コピーをすると分割数だけコピー回数が消費されるとしている。二層メディアに記録する際に、カウントが二回計上されることは許されないだろうな。

このようになったのも、記事にもあったように売り言葉に買い言葉的に?高橋伸子が「消費者は無制限のコピーを望んでいるわけではない」みたいな発言をしたからだそうだが(記事中にあるリンクのPDFを確認してもそのように書かれている)、ねこ的には「無制限のコピーであって欲しい」ここで言う無制限というのは、制限を感じさせないのであれば無制限だと認めても良いと思っているのであるが、ダビング10では指摘されている問題点のようにすぐに引っかかりそうだ。

しかし、この会議の代表というのはどのように抽出されたのだろうか?消費者の代表が高橋伸子なんて選んだ覚えもないし。オープンな会議をしてもそもそもの代表がクローズな選出方法では、意味が薄い♪

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