まあ、はっきり言ってくろねこ自身分かりやすくは無い！これは断言出来る！

なにが分からんかひとつ例を取って言うと、後期高齢者医療制度に反対のとある団体
とあるくろねこが利用する駅で老人が不機嫌そうな顔で通りすがりのくろねこにビラを差し出した訳だ。愛想の欠片もなかったな、疲れてるのか？ビラ配りの基本だろ？笑顔。
まあ、おいておいてビラにはこう書いてあった。 年寄りをいじめるな。「長生きしてごめんなさい」と言わせないで、「長生きしてありがとう」と言わせて
上記に加え、後期高齢者医療制度がどんなに悪い制度か知らしめたいのだろうか？グラフがあり下記のような記載もあった。
・G7(主要先進国)中、最下位となった日本の医療費(8.0%)
・世界に突出した日本の窓口負担18.0%(表の中では一位)

この二つの記述から客観的に日本の医療を想像してみる。
窓口負担が多いのに日本の医療費が対GDP比で諸外国に対し低い理由を考えると下記のようになった。

• 国民が元気で医療を必要とする人が諸外国に比べて少ない
• 一部の人が高額の医療を受けている可能性がある
• 日本のGDPが諸外国に比べて高い可能性がある

こんな感じかな？

でも、これ統計的にずるいんだよね。
家計に占める医療費の割合を見てみると3.6%で、諸外国と比べて高くはない。
あとね、もしかして、これGDPに対する医療費の国庫支出金割合を言いたい？医療費全体なのか国庫支出金なのか書いてないから焦点がぼけてるんだよね。

では、必要の有無は取り敢えずおいておいて、お年寄りに手厚い医療を実施するための要件を考えてみる。
すると下記のようになる。
・ 医療費の国庫負担を上げる 現在の世論ではこういう意見が多そうだが？ 国庫負担額を増やすと医療費が家計に占める割合も減り受診しやすくなるだろうが、受診率が上がる事で税金が高くなる。さほど医療費を必要としない元気な世 代には実質負担増だな。 後にも絡んで来るが、安易に通院する老人が増えると本当に必要な人が受診し辛くなる。既にその弊害は発生している。 医療費を財源別にみると国庫負担は8兆3619億円で、全体32兆1111億円の26%。 つまり、国は4分の1程度しか負担していない現状を多いと見るか少ないと見るかだが、国庫負担をどこまで増やせば彼らは納得するのか？

・無駄な受診を減らす たまに病院に行くと待合室で座っている元気そうなおじいちゃん、おばあさんがいる。外見だけでは分からないが、よく言われる井戸端をしたいだけなら他に言って欲しい。医療費だけの問題では無く、本当に治療を必要とする者に取って甚だ迷惑である。

ところで、国庫負担額を増やすとする。
すると元になる金をどこから調達するのか？という話にならざるを得ない。国庫負担の割合を変えるのか、新たに増税するのか？になる訳だが…
単純に医療費を増やしたいからと他が苦しくなる訳で、どういうところから減らすべきかというので誰でも考えそうだが、役人が無駄遣いしていたところが良いでしょう！
無駄遣い出来る程金があった訳で多少足りなくても頭を使って対策を考えてもらおう。そのくらいは当然だよね。あと、歳出の多くを借金の返済に充てているがこれが無くなれば医療費も含めていろいろいろ潤うはずなんだが...どこかで返済をしないと！
でも、この借金の原因を作った＝利益を享受したのは今のご老人方ではないのかな？もしそうなら、既に相応の社会福祉は受けているわけでちょっとぐらい医療費が上がっても文句言う立場にないという考え方も出来るね。これからの若い者は若い間から税金が高くそして年を取っても医療費も高い。二重苦なんだから！

まあ、増税するなら、政治家は消費税値上げって言うけど、今でてるたばこの大幅増税も いい(≧∇≦)b
たばこを吸う人が減って医療費削減(副流煙による非喫煙者の健康維持にも寄与)、そして税収アップで支出できる医療費も増える。良いことだな♪

と、ここまで書いたところで。
こういうときに抗議する権利団体って文句しか言わないから腹が立つ。
後期高齢者医療制度の場合には、苦情を受けた政治家と役人が対応を考えるのが筋なんだろうけど、文句や愚痴を並べるだけで、どうして問題なのか理由をちゃんと説明できてなくって感情だけで行動するのは辞めて欲しいな。
高齢者の窓口負担が2割になったって良いじゃない。高齢者以外は3割負担だよ？今までが不均衡だった。より平等に近くなった。ただそれだけのこと。
払えなければ保険証取り上げって言うのもちゃんと義務を果たさないヤツに権利だけ与えるのはまちがっている。ただ保険証を取り上げたことによって、憲法で保障された健康的で文化的な最低限度の生活が出来なくなるなら、それは憲法違反として処理すればいい。基本路線としては誤っていないはずだな。

訳がわからない感情だけを並べるヤツは嫌いだ～！

|彡ｻｯ