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 2024年4月29日(月) 11:58 JST

ホットケーキを作る

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今週日曜にホットケーキを焼いた。そのときのひともんちゃく。

くろねこが、ホットケーキを作ろうと材料を買って家でボールに卵を割り、かき混ぜていると...
嫁   :たまにしか料理しないもののやり方やな...
くろねこ:袋に説明が書いてあるやろうが
嫁   :適当でいいねん。全部先に入れて混ぜた方が洗い物が少なくてすむ。
くろねこ:適当に作るとおいしくないやろうが。卵を混ぜて牛乳混ぜて、そこに粉をちょっとずつ入れて混ぜると混ぜやすいんや。
     本当は、粉もふるいで振った方がおいしいんやけど、この家にはないから...

と言うような内容でした。後でこのやりとりを思い出しながら別のことを思い出しました。
それがこれです。
ある時、牛若丸と弁慶が“糊(のり)作り”の競争をすることになりました。ご飯を等分に分けて、それをどちらが早くのりに練りあげるかの競争です。

牛若丸は、のり押し板と竹べらを持ってきて、一粒一粒、ていねいにご飯粒を練り始めました。弁慶はというと、そんな牛若丸のゆっくりしたやり方を見て馬鹿にして自分は短時間で作ろうと考え、ご飯を一度に全部広げて、大きな鉄の棒を転がし始めました。弁慶は、初めのうちは早くできるように見えましたが、勢いあまってほとんどのご飯粒は飛び散って無駄になり、練りつぶされていないままのご飯粒が混じった質の悪いのりが少しできただけで終わりました。牛若丸は、根気強く一粒一粒を丁寧に練りつぶし続けましたから、時間はかかりましたが、ご飯を一粒も無駄にすることもなく、とても滑らかなよいのりが沢山できました。
いささか、これは行き過ぎであるとは思いますが...(「根気が重要」などの教育的要素を盛り込むために、脚色されているのが見え見えです。)
適当に物事を考え適当に省略すると、良いものができないと言うようにとらえることができます。

嫁の意見も一理あります。ただくろねこと考えが異なるだけです。
くろねこ=おいしく食べたい。おいしく食べられるなら多少の労力はかけても良い
嫁   =食べられればよい。食べられるのであれば、手間は少ない方がいい。

仕事でも家庭でも考えが異なるものが一緒に生活すると大変です。

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  • あびば
  • 投稿者:くろねこ on 2006年3月31日(金) 02:01 JST
自分で後片付けまでこなしてから言ってね。
作って焼くだけなら楽でしょうけど。
洗い物を嫁に託すなら、少しは気を使って欲しいな。
  • こう
  • 投稿者:ゲストユーザー on 2006年4月 1日(土) 16:19 JST
ん~、こればかりは難しいところだね。
毎日の事であれば、少しでも楽に短時間で…と考えてしまうのは当然の事。
逆にたまにやるからこそ、満足のいく物を作りたい…と考えるのも当然の事。

個人的には料理は好きで、くろさんと同じく作るなら時間かけてでも美味しいものを作りたいと思うのですが、毎日の食事を考えなきゃいけない奥さんの言い分もよく分かるんですよねぇ~。

お互いにやってもらう事には文句を言わず、ありがたく思う事が一番ですなぁ^^
  • エロイ方のKURO
  • 投稿者:ゲストユーザー on 2006年4月 3日(月) 16:13 JST
>洗い物を嫁に託すなら、少しは気を使って欲しいな。
・・・料理作ったら洗い物もしなきゃ。。。。
洗い物も効率の良い工程とか洗剤と洗い物の分量を計算しながらとか
考えながらやると結構楽しいですぞ。

私はくろねこさんの気持ちが痛いほど良くわかるので弁護と言うかフォローすると


・結論
「洗い物も少なく、そして最小工程で美味しいホットケーキを作る方法を二人で模索したらええじゃないか?」



我が家でもですね。
たとえば御味噌汁

嫁:目分量、作成工程も適当
私:ダシから味噌からなにからなにまできっちり計測、マニアル通りの工程で作成

で、くろねこさんと同じ指摘を喰らうわけです。

嫁の気持ちも判るんです。
味的に大した違いは無いんです。
でも、毎日作っているからこそ進歩して欲しいのです。

・私の気持ち
今後の参考にしてもらいたい。少しの手間で美味しい物が出来るんだよと考えて欲しかった。

・嫁の気持ち
そんなの毎日してられない。メンドクサイ。


で、妥協した結論が
『入れた分量を目分量でも答えられるようにしてもらう。』

「この鍋を使って、このスプーンで3回味噌を投入したよ!」と答えられるようにしてもらった。

育ちが違う2人が上手に生活する方法は『少しずつ歩み寄る』じゃないかのぅ

と、仕事中に偉そうに長文書いてみる。。。すまそん。。。